引き出しの際、ボーナス分を差し引くオンラインカジノもあります。ボーナスは「勝利の可能性を高めるために、おまけで一時的に用意してくれたもの」なわけです。
こういう「引き出し時に差し引かれるボーナス」をスティッキーボーナス(Sticky Bonus : 付箋ボーナス、くっつきボーナス)と呼びます。
なお、このボーナスは「勝った時は返してください。負けたら返さなくていいですよ」というものです。負けてオンラインカジノの残高が0になっているのに、クレジットカードからスティッキーボーナス分が引かれる事はありません。
また、残高が0になれば、一般的にスティッキーボーナスはリセットされます。
残高が0になる
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チップを追加購入して新たにボーナスをもらう
↓
今度は賭けに勝って儲けた
↓
引き出そうとした際に「今回は勝ちましたね? じゃあ前回のボーナス分と今回のボーナス分を差し引きますよ」「…」
…という事にはならず、今回のボーナス分だけが差し引かれます。
(残高が0になってないのにチップを追加購入して新たにボーナスをもらったら、リセットされない事もあります。追加購入する前にカジノと相談してください)
スティッキーボーナスを採用しているオンラインカジノは、客が大損する類のものではありません。*1
が、勝った後でボーナス分を差し引かれるという点で「損した」と感じやすいので、不評なようです。
*1 「100ドル入金して100ドルボーナスをもらった。全額をヨーロピアンルーレットの赤に賭け、当てれば払い戻し出来る。払い戻しの際に100ドル差し引く」
というボーナス条件だとします。実際はこんなに単純なボーナス条件はありませんが、あくまて単純化した例です。
ルーレットの赤は18/37の確率で当たり、2倍の配当がもらえます。
ここで、「期待値は(100ドル+100ドル)x2x18/37=194.6ドル。ここから100ドル差し引くから、最終的な期待値は94.6ドル。…何だ、スティッキーボーナスは最初から客が損する、ダメなボーナス条件だな」と考えるのは確率論的には(多分)間違ってます。
実際は、「18/37の確率で(100ドル+100ドル)x2-100=300ドルの儲けになり、19/37の確率で0ドルになる」と考えます。よって最終的な期待値は300ドルx18/37=145.9ドルです。
つまり、
・ボーナスをもらった事で、勝った際に100ドル余分に儲ける事が出来た
・負けてもボーナス分を返さなくていい
という要素を考えに入れる必要があるわけです。
スティッキーボーナスを採用している店はボーナス条件の倍率をかなり低めにしているので、通常のボーナス条件を採用している店に比べてもさほど割が悪いわけではありません。

